介護職の働き方は多数存在しています。最も多くの人がイメージするのは、正社員です。正社員の場合、給料や社会保険など福利厚生制度が充実しているため、安定性があることこそ一番のメリットです。また、介護に関する資格を取るなど、仕事でのスキルアップを図ることもできます。車や住宅のローンを組むこともできるようになるため、大きな買い物を視野に入れる人も少なくありません。ただし、仕事で責任が重くなり、ストレスを感じやすくなることや、書類整理など介護以外の業務の増えることはデメリットとなります。
正社員だけでなく、パートやアルバイトで働くことも可能です。パートやアルバイトの場合、勤務時間やシフトの融通がききやすいため、家事の合間や学校に通いながら働くこともできます。配偶者の扶養に入っている場合、配偶者の扶養の範囲内で働くことも、パートやアルバイトならできることです。さらに責任感のある役職になることはないため、仕事上の責任が軽くストレスを感じにくいといいます。ただしパート・アルバイトの場合、社会保険の加入などは条件によって変わります。そのため、働きたい介護施設の社会保険がどうなっているのか事前に確認しておくことが重要です。
派遣会社と雇用契約を結んで介護施設で働くこともできます。パートやアルバイトと比較して時給がよく、残業はありません。また、勤務時間も希望通り選べます。平均的に3か月ごとに契約を更新するため、会わない職場に派遣された場合、更新せずに別の職場に移ることも可能です。無資格で働けて、無料で資格を取ることも可能となっているのも、メリットです。ただし、施設側の都合で派遣期間が終わることはデメリットです。求人情報を見た時、自分に合っている働き方か確認してから応募してください。